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文太さん死去 反戦平和、武骨に訴え 【選挙の争点はこれしかない】

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菅原文太さん、亡くなりましたね。



僕の年代でも、それほど映画等で見る機会はあまりなかったのですが、高倉さん同様に素晴らしい俳優であることは知っております。



その中で一番印象にあるのは『北の国から 92巣立ち』の「誠意って何かね?」の場面なんですが、今朝のめざましテレビでも5分以上カットなしで放送していましたが、本当に素晴らしい芝居をされていました。














そんな菅原文太さんなのですが、最近は、特定秘密保護法や集団的自衛権の行使等、駆り立てられように全国各地の集会に顔を出して、壇上で反対を訴えていたそうです。







以下、地元の新聞の地方面より



菅原文太さんは晩年、 有機農業 を営むなど食の問題に関心を深め、 特定秘密保護法集団的自衛権 の行使容認にも反対を主張。


道内を含む全国各地の集会に熱心に足を運んだ。


死の約1カ月前の先月上旬には、米軍基地問題が争点となった沖縄県知事選の候補者支援にも参加。


映画の役柄と同様、武骨な生き方を貫いた菅原さんの訃報に、道内関係者からも悼む声が上がった。


 「戦争は絶対にやめなきゃだめです。一緒に戦い続けましょう」。


菅原さんは6月、東京都内で開かれた集団的自衛権の行使容認に反対する市民集会で3千人を前に訴えた。


参加した「戦争をさせない北海道委員会」(札幌)の事務局の●●●●さん(55)は「政治的な発言を控える芸能人が多い中、力強いメッセージで励みになった。大きな存在を失った」と惜しんだ。



 集会には札幌市出身の精神科医●●●●さんも出席。「戦争体験者の菅原さんにとって、平和は自ら主張してつかみ取るものだった。次世代も遺志を継がなければならない」と話した。



 11月16日投開票の沖縄県知事選では、 米軍普天間飛行場 の名護市辺野古への移設反対を訴えて当選した●●●●氏を支援。


病をおして応援演説に立ち「沖縄の風土も本土の風土もすべて国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです」と発言し、喝采を浴びた。



 知事選を取材した札幌市の映画監督影山あさ子さん(50)は「県民の思いを代弁したスピーチで、死を覚悟した中、遺言のような発言だった」と振り返った。







僕は、今回の選挙の争点はこれしかないと思う。


実際、経済対策は誰がやっても同じですよ。(だいたいアベノミクスって何だよ、自分の宣伝効果しかない)


いくら景気がよくても、またどっかの国でリーマンショックのようなことが起きると悪くなっちゃいますよ。






今、戦後70年で初めて、

国会で十分な審議がなされず、

また国民の判断を仰ぐこともなく、

日本の安保政策方針の大転換が行われようとしている。




僕の生きた半世紀には、ベトナム戦争や湾岸戦争など多くの戦争があり、アメリカ人やイギリス人やその他の国の多くの人が犠牲になって死んいきました。


だけど、この日本は憲法第9条のおかげで70年間、戦争で一人も戦死者を出していません。


実際はこの町の自衛隊さんも湾岸戦争でイラン・イラクに派遣されましたが、後方支援というとで一人も犠牲者を出ていません。


しかし、このままでは、違います。


戦争当事国になるのです。


戦闘地域で戦争するようになるのです(誰のため?何のため?そして、簡単に戦争と言ってるけど、人の殺し合いなんだよな)


また戦争に行けばアメリカの兵隊さんが相当数亡くなることになるのに、同じ戦闘している日本人の犠牲者が一人も出ないことなんてありえるでしょうか。


アメリカにしてみれば、自国民がこれだけ犠牲者が出て苦しんでいるのだから、日本もそれなりに犠牲を払うべき(払って下さい)、と思うでしょう。


また、


戦争当事国になるということは、どこかの国から恨まれるような国になるということです。


将来、この日本でも爆弾テロがあるかもしれません。


それは、


何年後かの東京オリンピックの時かもしれないのです。


そんな、重要なことが争点になっている今回の選挙は、



戦後一番重要な選挙、



だと思うのですが。


特に、これから未来を生きる若い人達にとっては。










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