Quantcast
Channel: ドライビン北海道!!!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4204

戦後の平和、分岐点になる選挙なのです。仲里依紗ファンブログ

$
0
0

以下は、選挙告示前の11月26日の新聞からです。


この大学教授の方が言われているとおり、


これからの日本の未来にとって、とても重要な選挙であるのです。


だから、


これから未来を生きる人達は、よく考えて必ず選挙に行って欲しいのです。







学習院大大学院教授 ●●●帆さん

 ●●●・●ほ 

千葉県出身。東大大学院博士課程単位取得満期退学後、成城大准教授などを経て11年から現職。憲法9条論が主な研究テーマ。著書に「憲法を守るのは誰か」(幻冬舎ルネッサンス新書)など。41歳。

 安倍晋三首相は衆院解散を表明した18日の記者会見で、集団的自衛権の行使容認について自らは語らなかった。衆院選で、この論点を意図的に隠そうとしていると感じられてならない。

 政府は今年7月、閣議決定で憲法解釈を変えて行使を認めた。首相は「憲法解釈の基本的考え方は何ら変わることはない」と説明してきたが、それは違う。憲法改正に匹敵する大転換であり、首相自身があれほどの熱意で取り組んだことが、それを裏付けている。

 わが国は戦後、日本国の名の下に海外で人を殺していない。先進国と言われる国々の中で約70年も戦闘に加わらなかったのは貴重な体験だ。それが憲法9条を「自国が攻撃を受けない以上は、日本の意思で戦争当事国にならない」と理解してきた平和国家の形だった。

 政府がどれだけ「限定的な容認だ」と強調しても、集団的自衛権の行使が可能になれば、戦争当事国になるかどうかを時の政権の判断に委ねることになる。憲法9条は理想を述べているにすぎない空疎な条文になってしまい、国民が70年もの間に築き上げてきた平和国家としての資産を捨てることを意味する。

 中国の海洋進出や、北朝鮮の核・ミサイル開発を「脅威」として共有する空気が日本の社会に広がっている。「憲法の理屈にこだわって国が守れるのか」という声もある。しかし、危機が語られる今だからこそ、私たちは漠然としたイメージではなく、冷静な議論で、この国のあり方を考えなくてはいけない。

 憲法が念頭に置く「国民」は現在だけではなく、子や孫、その先の将来の国民も含んでおり、50年、60年先の世代にどういう日本を残すのかに関わるからだ。

 にもかかわらず首相は、過半数の国民の賛成を義務づけた憲法改正の手続きをとらず、私たちが熟議して決定するプロセスを飛ばしてしまった。これは甚だしい憲法軽視ではないか。

 現行憲法を「みっともない憲法だ」と言い、改正を目指す首相からすれば、大した問題ではないのかもしれない。だが、憲法に基づく政治によって、国民の自由を守るという「立憲主義」の観点から見れば、それは怖いこと。「私の言うことが憲法だ」という考えに限りなく近づいてしまう。

 安倍政権は4月に武器の輸出を基本的に禁じた武器輸出三原則も変えた。わずか半年余りで、日本はあっという間に、多くの国と技術協力を議論する国に変わっている。

 安倍政権は今回の選挙に勝利すれば、安全保障を争点として前面に掲げずとも、信を得たことをたてに安全保障政策の転換を加速させるだろう。武器輸出よりも、はるかに大きな社会の変化につながる。

 殺し、殺され、親を亡くし、子を失う。戦争の惨禍に苦しむのは国家ではなく生身の国民だ。今、私たちが意識せずとも享受している平和が、気がついた時にはなくなっていた―。そんな分岐点にいる気がしてならない。今回の選挙の意味は、あまりに大きい。








そして今日は、


あと少しで『きょうは会社休みます。』の第9話ですね。


先週のお酒の飲めない里依紗ちゃんの演技、興味深かったです(笑)


今週はどうなるのでしょうか?





1

2

3

4

5

6




それでは、また明日です。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 4204

Trending Articles